黒字にするのが難しい理由。控除率という仕組みの話

黒字にするのが難しい理由。控除率という仕組みの話 ── トコトン競馬

単勝と複勝は、売られたお金の80.0%しか払戻に回りません。残りは主催者が差し引きます。

結論

馬券で黒字を続けるのは難しい。予想が当たるかどうか以前に、仕組みとして先に引かれる分があるからです。

売られたお金の全部が払戻に回るわけではありません。一定の割合が差し引かれてから、

当てた人に分けられます。差し引かれる割合を控除率(売上から主催者が差し引く割合)と言います。

数字の出どころ

数字はJRAが公表しているものです。

  • 出典はJRAの「馬券のルール」のページです。
  • 2026年8月29日に確認しました。
  • 券種ごとに割合が違います。

券種ごとの控除率

券種 払戻率 控除率
単勝 80.0% 20.0%
複勝 80.0% 20.0%
枠連 77.5% 22.5%
馬連 77.5% 22.5%
ワイド 77.5% 22.5%
馬単 75.0% 25.0%
3連複 75.0% 25.0%
3連単 72.5% 27.5%

払戻率が80.0%というのは、1万円が売れたら8千円が当てた人に分けられる、という意味です。

つまりどういうことか

平均的な買い方を続ければ、収支は払戻率に近づいていきます。単勝なら80.0%、3連単なら72.5%です。

だから黒字にするには、平均より良い買い方をして、引かれた分を超えるしかありません。

的中率を上げるだけでは足りません。当たった回の配当が平均どおりなら、引かれた分は埋まらないからです。

券種によって、超えるべき差も違います。3連単は27.5%、単勝は20.0%。

3連単のほうが、より大きく平均を上回らないと黒字になりません。

この表では分からないこと

控除率の低い券種を買えば黒字になる、とは言えません。

控除率は全体の平均で、自分の買い方が平均より上か下かは、この表では分かりません。

1レースだけを見て当たったのに減った、という話も、この表では説明できません。

それは何点買ったかと、その配当がいくらだったかの算数です。控除率が無くても同じことが起きます。

この表が言っているのは、始まりが80.0%や72.5%であって、100%ではないということだけです。

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